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コーヒー豆を粉砕するための器具「コーヒーミル」

電動式コーヒーミル

コーヒーミル (coffee mill) は、焙煎されたコーヒー豆を粉砕するための器具である。

Wikipediaより

家庭用のものを指す名称で、業務用はグラインダーと呼ばれることが多い。
仮に焙煎豆のまま抽出しても、そのコーヒーエキスの抽出効率は低く、香味も乏しい。
焙煎豆を細かく砕くことで抽出効率も高まり抽出速度も増す。

そのため、コーヒー豆からコーヒーを抽出するまでの過程で必須な器具である。
日本の家庭ではインスタントコーヒーに代わりレギュラー・コーヒーが普及してきたが、まだまだその粉を購入している人が多い。しかし粉だと、チャックつきの袋に入っていても開封後2、3日で湿気を帯びたり香りが飛んだりしてしまう。

豆で購入して使うごとにコーヒーミルで挽けば、より薫り高いコーヒーを愉しむことができる。

コーヒー豆粉砕のポイントと目的

  1. 摩擦熱による品質劣化を抑える
  2. 抽出液の品質に影響を与える粒度分布の安定が必要(微粉末による品質劣化を防ぐ)
  3. 過剰抽出を防ぐ
    (単にコーヒー成分を引き出すのではなく、抽出器具にあわせた最適な味・香り部分の抽出固形分を引き出す)
  4. 粉砕粒度の表面積の増大による嵩密度の調整
    (表面積を広め抽出効率を上げることは必要であるが、粉砕粒度メッシュが大きくなりすぎ、容器に入りきれないのを防ぐ)
  5. 砕く原料豆により粉砕機種が決まる(生豆のような硬いものは、刻んだり、裂いたり、細かくするために適し、焙煎豆のような割れやすいものは、砕いたり、摩擦するのが良い)

駆動方式について

電動式コーヒーミル昔のコーヒーミル駆動方式には電動式手動式がある。

電動はコンセントに挿して、豆を入れて挽き具合を設定した後、スイッチポンですぐできる。

手動は自分でレバーをくるくる回さないといけないけど、演出効果は大☆
静電気や熱は発生しにくいが、その製品の質によって使いやすいか使いにくいかいろいろとムラがでる場合がある。

粉砕方式について

擂り臼式ミル
のこぎり(凹凸)状の表面を備えた鋳鉄やセラミックスの固定歯(刃)と回転歯(刃)を備え、手動または電動で回転する。

歯の寿命は短めである。
  
カッティングミル
幾つもの刃が付いた2枚の円盤を向かい合わせて片方を回転させ、刃と刃の間で砕くことをその原理としている。

円盤の間隔差により、粒子度合いの調整が可能である。極端な粗挽きには不向きである。この方式のミルは一般的には業務用に用いられるが、家庭用の小型電動式や手動式のものもある。

定期的なメンテナンス(刃の隙間の調整や清掃)が必要である。
  
大型工業用破砕機
原理的にはカッティングミルに類似する。
生産能力が高く、粒子も擂り潰されることなく均一で、断面は鋭角に仕上がる。ロール式構造により発熱が抑えられ(出口の粉温度は33℃程度)、微粉が少なく、豆の表面から油脂分が染み出しを防ぐことも可能となった。 

ロールを何段階かに分けて粉砕粒度の高精度化と生産性の効率化に結びつくことができた。
 
ミキサーミル
フードプロセッサーを焙煎コーヒー豆粉砕に応用した機械。

焙煎豆を入れるコンテナー内にプロペラをモーター駆動で高速回転させて豆を砕く。粒子度合いは通電時間により調整する。電源スイッチを押している時間が長くなるほど細挽き傾向となる。

構造が簡単で安価であり、小石等が混じる粗悪なコーヒー豆に対しても丈夫である。
しかし粒子度合いが極めて不ぞろいになりやすく、熱の発生も大きく、微粉が多いのが難点である。

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